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災害時要配慮者支援全体会議(No.32)

12月12日、城東公民会(何時も例会が行われる会場)で「災害時要配慮者支援協議会」全体会議が催されました。市役所の災害関連、各部署の方々も出席され。行政側の取り組み、連合との連携、各自治会の約割等の確認でした。写真の様に大勢の方々が参加され意識の高さが伺われます。

写真から「ながす」「ためる」を行政が。「そなえる」を連合・自治会が担うことになります。

「ながす」の試みで「河川の拡張・深く掘る」。溜まった雨水をポンプで汲み上げ。下水や水路の能力を補う、などの対策が進んでおります。過去の災害時の雨量や流れていった経路を参考に対策が練られております。

「ためる」の試みでは雨水調整池の構築、または地下の施設を利用等、そして既存のため池の水量を調整する試みも実施されているようです。

写真が校庭やため池を利用する構想図で、既に何カ所か実施されております。自治会レベルでは「雨水タンク」の設置。(これは会長個人も屋上に既に設置しております)。また「雨水浸水ます」、これは初めて聞く名前で写真では構造が不明で浮かびませんが、会場から質問が出ておりました。簡単に言えば地中にスポンジ・生け花に利用する様な物を地中に埋め込み、水が徐々に土壌に染みこんで行きやすくする構造の物らしいです。もっとも地下水脈が近い場所などでは逆効果で使えないらしいですが。

「そなえる」という意味では災害訓練・防犯パトロール・情報の共有なども大事で。このブログも会議翌日に開会して共有のスピードを実現しております。新たなハザードマップも頂いてきました。これは「内水」=雨水が溜まった水災。その時の被害想定図です。「外水」=決壊等の被害では別物ですからマップは参考程度にしかなりませんが。マップから解釈すると「神屋町2丁目一体は:黄色」50cmまでの浸水です。幸町・神和町あたりが緑:1mまでの浸水地域です。

家庭ではトイレの水などの備蓄のために「雨水タンク」の設置。「雨水ます」の設置などにも姫路市からの助成金が出ますからご活用下さい。

こちらは10月20日行われた城東連合の備蓄品・工具などの保管場所と保管物内容の確認が連合自治会役員総出で行われた時の写真です。こういう事を「神屋町2丁目」としても行う必要がありますが現実は皆さん「忙しい・時間が無い」でスルーしております。神屋町2丁目は災害には無関心というのが真実ですから皆さんの民意が上がってくるのを待つしかありません。