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浸透マス工事(No.215)

12日・13日と行われた浸透マス工事ですがどの様な工事なのか?

家の前にあるこれを「マス」と言いますが。雨水が流れるところ。ただ、これは川へ逃げるようには作られていません。道の中央の下水管に流れ込むパイプがあるのみです。

このマスの底は、金網の蓋を開けて50cmほど下にあります。その底から更に下へ1m穴を掘ります。

特殊な繊維を巻き付けます。

その上に、写真のようなフィルターを乗せます。この乗せた部分ですが構造は。

こういう物で捻れば簡単に分解出来ます。

外して捻ると。

簡単なフィルターが入っております。敷き布団の下に敷く「エアリーブ」の様なプラスチック繊維が挟み込んであります。これでマスに落ちてくる雨水に混じった枯れ葉やゴミを通しません。問題は水は通しても地面に吸収されるのか?それは土質によりますが粘土層では浸透性が悪いですが。

この辺りは砂と大きな砂利が殆どですから浸透性は抜群らしいです。ネット情報によると数百年前は、川であった所を意味します。それを姫路城築城と同時に市川を今の位置に移動させたので昔は河原であった様です。

「マス」の上から覗き込むと先ほどの「フィルターが見えます」。ここにゴミが溜まると水が下へ流れ落ちませんから、雨期の前の5月くらいには上に積もったゴミの掃除が必要です。これを自治体からは「自治会で掃除してください」と言われております。

これお取りだして分解して洗ってください。